使いこなされた、ぬくもりのある木材の価値を見直しませんか?
戦前の日本では、その地で採れた良質の木材が建築に使われてきました。
しかし戦後の建設ブームで安い強制乾燥材や外国の安価な木材が多く使われるようになってしまいました。
長い時間を掛けて自然乾燥した国産の木材はほとんど使われなくなってしまったのです。そのため、「古材は昭和25年以前に建てられた建築物に用いられた木材」というラインを定めました。
すなわち 「古材」とは、
- 昭和25年以前に建てられた民家に用いられていた木材 もしくは、
- 築50年以上の民家に用いられていた木材 と定義しております。
「古民家」に眠る「古材等伝統資財」は価値が高く、ヴィンテージ資財として構造材・化粧材として多く活用できます。
また、「新築」をするときに「将来再活用できる(リ・デュース)」資材を積極的に活用することで、解体廃棄するときの廃棄物の量を劇的に減らすことが可能です。
今、循環型グリーン建築(循環型建築社会)が注目されています
「木材」には多くの炭素が含まれています。
それは形が無くなる時に二酸化炭素として大気中に放出されます。
それが環境に悪影響であることは明らかで、住宅1棟の木材を再活用することで1303本分のブナが1年間で吸収する二酸化炭素量の環境負荷の軽減に繋がります。
循環型グリーン建築(循環型建築社会)その定義
- 新しく建築をするにあたり、全てを捨てることなく活かせる資材(伝統資財)を活用する
- 新しい建築をするにあたり、将来再利用できる資材を使用する
- 使える建物に関しては、出来るだけ長期間使用できる提案を行う
エコロジーな古材の再利用を設計致します。
古民家を所有しているが、解体するか改装するか悩んでいる・・・
古い民家を購入して住み替えを計画しているが、
建物の耐久性や手直しをする部分がどこなのかを知りたい・・・
古民家を売却したいのだが、いくらで売却するのがいいのか相談したい・・・
古民家鑑定を行いますと、次の判別が行えます。
- 移築や再生をするに値するか
- 再生して住むことができるのか
- その古民家の部材を再活用して新築住宅などに使用することが可能か
- あるいは再活用すべきではないか・・・
古材・古民家鑑定についてのお問合せは
下記迄ご連絡お待ち致しております
株式会社ウッドダム 担当:荻島
TEL.(042) 691-1900 代表
FAX.(042) 692-0101
メール: ogishima@wooddam.co.jp
古民家の鑑定及び古材の販売・
古材の加工及び設置工事・各種免許
- 古民家鑑定士1級 認定証・・・KK050238
- 伝統資財施工士 認定証・・・DS150071
- 既存住宅アドバイザー 登録証・・・13021025
- 既存住宅アドバイザー 登録証・・・13021026
- 古物商許可証・・東京都公安委員会 第308830907019
古民家鑑定士の定義
古民家鑑定士とはその名称において、古い民家の保存。活用、再利用を目的に建築的見地及び環境保全の見地に立ちユーザーに適切なアドバイスを専門的な知識と技術を用い行える能力を有するものであり、厚生労働省可財法人職業技能展覧会に備える古民家鑑定士名簿に登録を受けたものを言います。
古民家鑑定士の業務内容
- 1.古民家の調査・判定・提案を行います。
- 古民家を調査して、その状態を建築的知見並びに文化的知見にて、活用できるものか、再利用、再生、部材での再利用が可能かを判定し、その対策をユーザーに適切に提案を行います。
- 2.古民家の資源を有効活用するための研究・新技術の開発・流通促進を行います。
- 古民家を再活用できる資源とし、それを有効活用するための研究や、技術の発展、流通経路の整備育成などを行います。
- 3.古民家の社会的認知の促進に寄与します。
- 古民家再活用のため企画や提案を通し、また流通促進を通し、社会における古民家リユース意識の向上を図ります。
伝統資財施工士とは
旧来日本の住宅で使われていた伝統的な資材に精通し、古民家で培われた日本の気象風土に合った持続可能な住宅環境を次世代に継承できる人として業務を行うための知識と経験を備えなければいけません。
解体された古民家などの建物から算出される木材や瓦、その他の資財を建築分野において再活用するための専門的な知識と技術を技術を用い、持続可能な建築物の企画・施工を行う事を業とし、未来の子供たちに残すべき日本の住文化を守り、活かし、伝えていく事です。
- 1.伝統資材を活用した建築の企画・提案・施工
- 住宅・マンション ビル・店舗・公共施設などの持続可能な伝統資材を使った空間の企画・提案・施工を行います。
- 2.建築分野における木材などの伝統資材再利用方法の研究
- 住宅・マンション ビル・店舗・公共施設など建築分野における伝統資材の再利用法を研究します。
- 3.建築分野における伝統資材再利用に関する社会的認知の促進
- 伝統資材再利用建築の企画・提案を通して、社会における持続可能社会の実現の為の意識の向上を図ります。
伝統資材とは、主に築60年以上の伝統構法で建てられた古民家の古材、古瓦。家具や民具、土壁や石、紙などの自然素材で再利用可能な資材をいいます。
既存住宅アドバイザー
国土交通省では、新成長戦略(平成22年6月18日閣議決定)に示された「中古住宅・リフォーム市場の倍増」に向け、新築中心の住宅市場から、リフォームにより住宅ストックの品質・性能を高め、中古住宅流通により循環利用されるストック型の市場への転換を図るために、今後講ずべき施策について検討を行い、「中古住宅・リフォームトータルプラン」としてとりまとめました。
これに基づき、既存住宅を適切に価値保存する事により中古住宅の流通活性化を図り、多様な消費者ニーズに、不動産業界と関連事業者が連携して対応できる流通市場の整備を図る事を目的とし、首都圏を中心に活動を行う組織として「首都圏既存住宅流通推進協議会」を平成24年7月に発足しました。
同協議会では中古住宅流通時に消費者とって安全で安心な取引が行われるよう、「既存住宅アドバイザー」「既存ンスペクター」という独自の認証事業を行っております。